あれから1年

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今日はリキの命日。あっと言う間だった。KAI自身にとって壮絶な1年だった。

こんなことはKAIの人生にとって未だかつてなかったし、これから先もありえないと思える程の一番変化のぶれが激しい1年だった。

なんでそうなったのか。昨日何年ぶりかでお会いした某No1通信ソフトメーカーのT橋社長に言われて、はたと気がついた。人の成長と同じように時間がかかるにもかかわらず、あまりにも「性急」すぎたことが原因でした。

そういえばリキとの散歩。行く先々で立ち止まって臭いをかぐリキと、時間がないと先を急ぐKAI。10年で熟成する酒を、5年どころか2年で熟成させようとした結果です。今朝は散歩しながらリキに申し訳ないことをしたと、涙が止まりませんでした。

そんなおり、心配な情報が入る。

スイス旅行中のY木夫妻。アルプスのトレッキングが今回の旅行の目的でしたが、そのトレッキング中に奥様がコースを踏み外し滑落、全身打撲、骨盤骨折でヘリコプターで緊急搬送されたとの連絡が入る。

別に誰が悪いと言うのではない。すでに還暦を迎えて山歩きが週課のダンナと違って、奥さんは毎週のテニスがあるとはいえ、山歩きは初めて。彼女にとって不幸は、ダンナについていこうと「性急」だったことだと思われます。

今週末の帰国はすでにかなわず、なんとか来週中に帰るので、よろしく。

ダンナからのメッセージでした。

なんと言うことか。KAIは決して誰も不幸にはしません。遠く離れた地であっても、無事を念じ続けます。 KAI