こどもの日、朝からだらだらと子供向けの外国製アニメをワウワウで観ている最中に、田舎の母親から定期便が届いた。
そこにゆがいたタケノコを真空ラップしたものが入っていて、これをさっそく大皿にだして、そのまま刺身でいただく。美味。これだけでたちまち身体中に元気が回復してくるのがわかる。
なにも味付けがしてないただゆがいただけのタケノコに、舌鼓をうつ。至福とはこのことであります。
朝、すでに5時半には朝食を済ませていたから、これで一気に空腹に火がつく。たったいま冷凍庫にしまったばかりの定期便の焼きサバを取り出して、これを電子レンジでチンしていただく。
なんとも不思議なものであります。
ついさっき食べたタケノコと、目の前の焼きサバが、身体の中に、意志をもって入ってくる。
するとみるみるパワーがみなぎり始める。
食とは、それを口に入れるまでは自分の意識のコントロール下にあっても、一度口に入れた瞬間からその結末は、まるですべて無意識に支配される世界であることを、認めざるを得ません。
ところがこれが、内臓臓腑と言う意識外の内部に取り込まれたはずの食物の、なぜかこの意志を、明確に感ずることができる。まるで食べた食物と血液の流れが、自らの意志に従うがごとくに、きわめてリアルにエネルギーの流れを感じる。
なぜか不思議な全能感におそわれて、しばし恍惚する。
翌日は連休最終日、雨でできなかった土曜テニスの振替戦をやる。
メンバーは、コーチのネモトくん、タカハシさんといつもの八木さん。
ひたすらベストテニスを心がけてやる。スコアは、6-0、3-6、3-6、3-4とすべてネモトくんに完敗するも、ゲームの中身は充実していて、満足至極。
そのあとサウナで体重を量ったら、なんと先週末から2日で2キロもオーバー。こどもの日のタケノコパワー恐るべし。 KAI
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