笑いの効用

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KAIが30年来敬愛して止まない村上和雄先生が唱える「笑いの効用」が、やっと一般ピープルまで手がとどこうとしています。

 さて、この笑い、医学的に見ても健康維持に大変役立つことがわかってきた。特に、次の2つの働きが注目されている。まずは「憂さ」を晴らす効用、つまり、ストレスを笑い飛ばしてしまう効果だ。そして、大病を防ぐ体の免疫力を高める効果である。
 中でも、ガン細胞の発生や細菌感染の防御に威力を発揮する。白血球の中の「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」が、笑いによって活性化されると言われているのだ。体の免疫力が低下すると、ガンに限らず、様々な病原体の侵入を許すことになり、健康はとても保てない。
 例えば、米国のスタイン博士の研究によれば、妻の死などの不幸に見舞われた男性の体内では、約3カ月間にわたって、免疫と深い関わりのあるリンパ球が、減少し続けることが明らかになっている。免疫力をいかに保つか。これこそが、健康維持と長寿のカギと言えそうだ。
(日経ビジネス、健康格言『笑い上戸にガン少なし』、志賀貢、2008/1/14、p.55)

死別ではないにしろ愛するものの不在や、愛するペットとの永遠の別れは、間違いなく免疫力低下の原因となって、この目の前の運勢を劣化させます。

世間の人は、運勢が悪くなるとすぐ、ラーメンすする持久生活を要求しますが、笑止千万とはこのことです。よほど毎日豪勢な生活を繰り返してきた人でない限り、決して日ごろの生活を変えるべきではないと、KAIは強く信じています。

そしてその理由がまさに「笑いの効用」以外の何者でもないからです。

ラーメンすする世界の一体どこに笑いがあると言うのですか。

まず理解して欲しいのは、日ごろの生活態度がいまの運勢の結果であるなら、なぜ、今なのですか。

そうではなく、笑いに包まれたいまの生活があるから、今があると、なぜ考えないのでしょうか。

KAIにとってこの笑いに包まれたこの世界こそ、今の運勢を切り開くすべてのエネルギーの根源です。

これはすなわち、例えは悪いけれど、ハイタイドで1年間お代をはらわなくてもKAIが生き残れる理由だと言うことです。こう言う話が背景にあることを説明しないと、これはなかなか理解できないかもしれませんね。 KAI