セントラルパークに舞うホタルの光

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成田を午前11時に発ってJFKに定刻通り10時46分着。ニューヨークの朝10時は日本の夜の11時ですからまるまる12時間と46分の空の旅です。長い旅です。

空港から北野ホテルに移動する。まだ昼の1時前ですが、運良く部屋が空いていてそのままチェックイン。

そこからkorin.comの川野女史に電話をいれ、明日の女史主催のパーティの予定を伺う。ついでにご好意にあまえて本日の夕食のレストランの予約もお願いする。

実は東京を出る前にちょっとしたトラブルがありました。

出発当日の早朝、旅行に持っていくスーツがない。ないと言うか、土曜にクリーニングに出して日曜夕方取りに行くはずだったのをすっかり忘れてしまっていました。クリーニング店が開く8時半まで待っているわけにはいかない。仕方がないので唯一残っていた衣替えでクリーニングしてしまってあった冬用のズボンを持っていくことにする。上着は何も考えないでいつものジャケット。

これがホテルについて旅行バッグから出してハンガーにかけて唖然とする。色も柄も全然違う。

あわててホテルの近くにある百貨店に行って、物色。イージーオーダーではすそ上げに最低2日かかるといわれて諦める。トホホ状態の中、ありました。すそが少々長いかもと思いながら試着してみたらそうでもない。CalvinKleinのスーツしめて270ドルなり。

なんだか得した気分です。

そのスーツを着て、予約してあったレストランにでかける。このレストラン、asiateと言うマンダリンオリエンタルホテルのレストラン。ロビーのある35階にあって眺めは最高です。

眼下のセントラルパークと35階にいるにもかかわらず見上げるように林立するマンハッタンのビル群の組み合わせが、なんだか皇居のお堀端にいる気分です。ずいぶん縦横比の違いはあるけれど。

ここで、明日の準備でお忙しい中、川野女史と初対面のご挨拶。

英語でのオーダーをアシストしていただき、食事をしながらしばしの歓談。歓談と言いながらほぼこれで今回の旅の目的は果たせた気分です。もちろんあしたあさってとお会いするのですが、女史はまた明日の準備に戻っていかれたのでした。

食事を終わってホテルを出ると目の前がセントラルパーク。YUMと散歩することに。

突然YUMが叫ぶ、ホタルがいる!

いるいるいる、見渡せば周り中ホタルの光だらけ。

だれも気に留める人もいない。

対照的にはしゃぎまくる二人。

まさか、ニューヨークまで来てホタルに出会えるとは。

ニューヨークの初日は、なんだか良い気分の連発です。 KAI