観相的運気論(2)

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石原VS.浅野が、俄然面白くなってきた。

都知事立候補予定者の公開討論会は、KAIの運気論実証の場として最適です。

結論を書くと、五輪招致に対する二人の見解の相違ほど、KAIの言う運気論を如実に示すものはありません。

石原のそれには、まったく間違いはありません。夢としてのオリンピック開催。いったいこれのどこに問題があるのでしょうか。

対して浅野。調査をする。一体何を。人の意志など調査できないし調査すべきでもありません。調査の結果で人(浅野)の意志が決まるとでも言うのでしょうか。笑止です。

これほど都民をバカにした話はありません。

為政者たる資格は、その彼の意志以外には、ありません。

それを住民の声を訊かなければ表明できないなどと言うのは、これほど人をバカにした話はないのです。

しかも、これに気づかない。

これが悪相の人間の本質です。常に彼らはテイクアンドギブです。彼らは決してギブアンドテイクではありません。

しかし、テイクアンドギブアンドテイクを繰り返していくうち、いつのまにかテイクアンド「ギブアンドテイク」と、自分はギブしているつもりになるのも、悪相の人たちの特徴であることを、申し添えておきます。 KAI