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本日はデザイン会社から10案の提示。

予想はしていたけれど、まったくどれも期待はずれ。

原因はわかっています。思いが10名のデザイナーに伝わっていないことです。

直接デザイナーに伝えることができるシステムであれば、恐らくこんなことは起こりません。伝言ゲームで思いなど、伝わるわけがないと、思い知らされました。一応冷たい感じにしてみたんですがってあんた、それはクールな感じにってお願いしたんじゃろがっ。

さて、どうするか。

提案料を勉強代とするのが、一番妥当なようです。もちろん直接デザイナーに思いを伝える機会をもうけるとの提案が相手方からあれば、まだ可能性はあります。

が、すでにそうとうの時間が経過しています。ここであらためて仕切りなおすわけにはいかない。だから、即思いの伝えられる別のデザイナーを手配することにしました。

ここにビジネスの要諦があります。

思いのすべてを受け留めてくれるデザイナーを、自らの組織に見出し養成し育てるか、あるいは、できる力を持つ企業(デザイナー)との偶然の出会いに、社運をかけるか。

前者が時間がかかるものの目指すべき方向であるのは、間違いありません。

思えばKAI自身が、プログラマとしてそうしてきました。

なんどもなんども思うものができるまでこの繰り返しでした。いまやっと柱となる技術者が育ってきて屋台骨を支えています。

今夢株式会社の新たなるフィールドで、またこれから始めます。ビジネスとは「これ」に始まり「これ」に終わる。すべて「これ」すなわち「人を育てること」につきることを肝に銘じて、初心からスタートです。 KAI