お花見のオッファー

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お花見のオッファーを二つ(新宿御苑と上野公園)も受けてしまった。しかし結果的にどちらも午後1時スタート。週末のこの時間と言えば、いつものテニスの後の、これまたいつもの、アンジェロでランチの時間。このアンジェロは、イタリア料理のこじんまりしたお店で、もう20年以上KAIが通っていると言えば、これ以上何も言わなくてもこのお店の料理の味は察しがつくはず。

このアンジェロでお花見論の一席をば。

「ここ最近、お花見ってあまり言わないんじゃないですか」
「ノンノンノン、それは会社のお花見ですよ」
「え?会社って?」
「今は確かに会社でお花見は減ってます、でも、若い人の盛り上がり、マスター、彼らが一番好きなの、お花見って知ってます?」
「え?そんなん知らんかった?」

ついでに言えば、社員旅行や慰安旅行と言った会社の旅行にも、若い人は行かなくなった。しかし、会社でない旅行は、筆者の周りの若い人を見るかぎり、きわめて盛んです。お花見にしろ、旅行にしろ、この遊びの相手がいったい誰かと言うと、それは友達です。いわゆる「遊び友達」って言うやつ。

この遊び友達を遊び友達たらしめているのが、コミュニケーションです。しかもそれは言葉によるコミュニケーションではなく、遊びという行為によるコミュニケーションです。だからお花見であり、旅だと言うわけです。このアウトドアが重要で、もちろんインドアもOKですが、あくまでプレイ(遊び)が不可欠です。

思えば、この遊びと言うコミュニケーションの時間を、何するわけではなくただひたすら延々と友達と共有してきたのが、筆者の人生と言う日々だったような気がします。

そして今、愉快な仲間たちや星条旗な仲間たちやテニスな仲間たちと、遊び友達で一杯の、わが人生。これをしあわせといわずして、何をかしあわせといわん哉。 KAI