あっと言う間に発表まで、あと1週間に。この2、3週間、ある意味、このビジネスモデルを取り巻く状況がよく見えてきました。これは、経営的に大いにプラスになる話です。
よく言われるのが、日本のビジネスシーンはアメリカの十年後追いであると言うことですが、ことこのビジネスモデルにおいては、そのギャップは1年もありません。それは日米、結果的に全く異なる進化変遷の過程を経ながら、ここに至って、偶然的に同一のビジネスシーンと言う状況を迎えているように、筆者は強く感じるからです。
つまり、国内市場において、米国からの進出企業は、マーケティングにおけるASPサービスの差別化であり、私たちを含む国内企業は、プロダクトアウトとしてのASPサービスの差別化であると言う、動機の違いだけです。この違いがあるけれど、状況は必然的に同一のトレンドを迎えていると言わざるを得ないと言うわけです。
さて、米国系企業もあわせてこの主戦場を、いかに戦うか。その戦略がやっと見えてきました。
もちろん、その戦略をナイーブにここに明かすわけにはいきません(笑)。
しかし、その戦略いかんにかかわらず、目の前にユーザー企業がいます。ぜひCNETを初めとしたIT系メディアの方々にお願いしたいのは、マーケティングに踊らされた情報ではなく、真にユーザーが必要とする情報、きみらが本当に意味を理解した情報を、ユーザーであるきみらの読者に届けてほしいのです。
それこそジャーナリストとしての本懐ではありませんか。(ひょっとしてジャーナリストと言う志はとうの昔にどこかに置き忘れているとか・・・) KAI
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