なんでこんなすばらしい本がメディアで取り上げられないのかと、義憤に駆られながらググってみると、あの生命科学者の中村桂子氏が毎日に書評を書いていました。
さすが科学者です。こう言う書評文化をどうすれば育成できるか、Blogの可能性を信じるばかりです。
で、本題の不等式の議論です。
ε(Q)η(P)+ε(Q)σ(P)+σ(Q)η(P)≧h/4π
この不等式を書き換えると、
ε(Q)η(P)≧h/4π−ε(Q)σ(P)−σ(Q)η(P)
となります。これはつまり、この式の意味がプランク定数がε(Q)σ(P)とσ(Q)η(P)と合わせた分小さいことを意味しています。
h(公式プランク定数)− hh(真性プランク定数)= ε(Q)σ(P)+σ(Q)η(P)
つまりこうなります。これは、論文を精査すれば、これが誤差として処理されていることがすぐ判明するはずです。
もしこれが正しいなら、プランク定数を含む方程式をすべて書き換える必要が出てくるわけです。これが筆者の言う物理学の革命的転回をもたらすと言う意味です。 KAI
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