お客様は神様です、古くから言い古されたセリフです。
しかし筆者は、一度としてお客様に(心の)頭を下げたことはありません。喜寿になった母親が、むかし筆者が若いころ、こう言う筆者を心配して、「頭を垂れる稲穂かな」と言う言葉を使って、二度三度筆者をたしなめた記憶があります。
今回、みずほ証券、東証のトラブルを見ながら、はてさて、一体お客様は誰?お客様と主人の関係が、すべての事例で正常に機能すれば、筆者の考える限り、問題はあっと言う間に解決します。ここに書いたとおり、お客様をもてなすのは主人です。決してサーバント、召使ではありません。
ソフトウェアビジネスに欠けているのは、このお客様と主人の関係と言う概念です。東証がお客様?サーバントは富士通?では一体主人は誰?
コンピュータユーザーのみなさん、ぜひ覚えてください。あなたは決して神様ではありません。もしあなたが、お客様と呼ばれたいなら、誰を主(ぬし)とするか、はっきりと自覚すべきです。もし自覚できたなら、相手は“主人”であることもついでの自覚をお願いします。 KAI
コメント