銀ダラとカブの煮物
ユーイチ君と言う料理人がいなければ、もちろんウェンさんの料理シリーズもなければ、このユーイチ君の料理もありません。それくらい彼の存在は筆者にとって重要な存在ですが、まだ彼は23才(のはず)です。わが愛する娘とまったくもってほぼ同い年です。
上原ひろみにしろ才能とはそう言うことです。世間ではメディアが取り上げるととたんに、彼あるいは彼女が才能あるともてはやしますが、本来才能とは世間の評価は関係しません。
こう言う才能持った若者がうじゃうじゃまわりにいることを、筆者は、本能的に感じるから、希望を捨てないでいれます。
と言うことでユーイチ君の料理です。
作り方は、最初にカブをことこと煮て(鍋に水、昆布、カブを入れ、カブが柔らかくなるまで煮る、昆布は味が出たら取り出す)、そのあと銀ダラを加え(お酒を汁の量と同量加え、しょうゆ、白だしを順に入れる)、弱火で汁が煮詰まるまでにて、最後に砂糖、すりおろしたしょうがを加えてできあがり。
もうなんと言えば良いのやら。ウェンさんのテクで、カブも銀ダラも、もう文句なし。要はいかに味を絡めるか、これだけです。これが理解できたユーイチ君の料理は、超快感です。銀ダラも茶臼状の小さくカットされたカブも、すべて身をあなたにまかせますって、あんた! KAI
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