ウーウェン氏の料理(37)

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なすとピーマンの麻婆炒め

以前、麻婆なすのエントリーで、麻婆とは、日本のふりかけです。ちょっとグが大きい、ふりかけです。との超見解を披露しました。今回は、その延長線上にある料理で、このふりかけと、なす、ピーマンと言う超不思議の組み合わせ世界です。わが家で楽しむ北京のおかずの、p.35。

この料理に使う、なすもピーマンも、千切りにしますが、千切りピーマンと聞いて何か思い出しませんか。そうです、あの青椒肉絲(ちんじゃおろうすー)です。この超日常料理のピーマンと超定番ふりかけの超々組み合わせこそ、今回の料理のポイントであり、うまさの秘密です。

レシピはすべて鉄則どおりの内容に感心して、まずふりかけを作ります。炒め鍋で、サラダ油を熱しひき肉を、ボロボロになるまでしっかり炒める。これを鍋の端に寄せ、鍋の中央で花椒、豆板醤、一味とうがらしを炒め、香りが出たところでひき肉も入れて炒め合わせ、酒、しょうゆをふって、まずふりかけは準備OK。

次に、なすとピーマン。なすもピーマンも炒めすぎは禁物と言うのは、しっかり筆者の鉄則ノートにメモが。このメモの通り、千切りにしたなすとピーマンを加えるのは最後の最後。味がなじむ程度に炒めて、出来上がり。

で、超不思議な組み合わせの味とは、やきそば、です。やきそばのそばが、なすの千切り、ピーマンの千切りのメン。やきそばに目いっぱいかかっているふりかけが、麻婆ふりかけの味。そうです、あの懐かしい夏祭りの屋台の味だったのです。 KAI