デスバレーを越えてみると

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TSUNAMI発足5周年のパーティに出てきましたが、すでにデスバレーを生き残った身からすれば、陳腐以外何者でもありません。はがれた膏薬をあとから貼り付けても、あのー、効き目ないんですが^^;。

先日のエントリーにも書きましたが、筆者は2001年に彼らと縁を切りました。彼らには意味が理解できないのです。ネットワークも、思いっ切り、彼らは誤解しています。先日(と言ってもこの春ですが)、都内の某寿司屋でGoogleのCEOであるサーゲイブリンと隣り合わせになりました。息子の大学合格のお祝いをしている時です。彼は素直に息子の大学合格を祝ってくれました。別に私たちはGoogleとなんの縁もないのですが、十年来の付き合いの寿司屋の大将の義理の弟がGoogleジャパンの社長と言うだけです。

つまり、何を言いたいかと言うと、ネットワークのリアリティとはこういうものです。mixiなんか絶対うまくいきません。

ぜひ若い人に理解してほしいのは、人と人の関係は、その人の存在以上にはなれないってことです。自分の存在は人とは関係ありません。絶対、人との関係に、うつつをぬかしてはいけません。自らの存在に責任もてるだけの努力をすることこそ、他人との関係と言うネットワークが成立するのです。

ヴァーチャルな世界とリアルな世界は、もちろん神話を含めれば何千年にもわたる、人類共通のテーマです。突然21世紀に現れたものではないことを、中秋の名月を眺め、だんごを食いながら、ぜひ理解してほしいものです。 KAI