グリーンアスパラガスのかにあんかけ
前回(32回)がちょっと手抜きになったのは訳があります。あるビジネスモデルの議論をしながら、前日の料理のことを書いていました。書くのをあきらめようかと思ったけれど、あの場で書いておかないと、記憶は永遠の闇の彼方へ。で、そのビジネスモデルって言うのは、いかに儲けるかではなく、いかにコンテクストを繋いでいくか、その絵が描けるかどうかですよって、口を酸っぱくして説きながら、出された料理がこれまた絶品で、話しが、あっちこっちしながら、ようやく解決の糸口が。どっちも取る。
と言うことで、かにあんかけ、です。大好きな炒めものの、p.69。
このかにあんかけは、あまりにおいしくて、しまいにお皿を傾けて、最後の一滴まで食べ尽くしました。一晩経ってもまだよだれが出てきます。
さっそくレシピをチェックすると。かには単にかに缶を利用するだけ(と言ってもかに缶って結構高いんじゃないの^^;>ユーイチ君)。このかに缶のかにがなんでこんな美味になるのか。やっぱりウェン流に秘密がありました。いつもの通り、合わせ調味料とかにの絡み合わせが絶妙なのです。
整理すると、まずグリーンアスパラガス。炒め鍋で湯を沸かし、煮立ったところで塩を加え、下ごしらえしたグリーンアスパラガスを固めにゆでます。冷水にとり、水気を切って、器に盛る。次にあんかけ。炒め鍋を弱火で熱し、合わせ調味料(しょうが汁、塩、酒、鶏ガラスープの素、水)を入れ煮立てる。ここに、ほぐしたかに(かに缶から出して水気を切り軟骨を取り除く)を入れ、さっと炒め合わせる。水溶き片栗粉を回し入れとろみをつける。仕上げにごま油で香り付けしてから、グリーンアスパラガスにかけて、出来上がり。
かにあんがビミョーにからみついたグリーンアスパラガスの歯ごたえが、こりこりと心地よい。まるで口の中の快感が走るような、ちょっとエッチな味、でした。 KAI
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