ゲージ理論とトポロジー(4)

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話がめいっぱいつっぱしりますが。

4元テンソルなど「場」と表現される世界で、その中でゲージ変換を行って、ゲージ不変性を有する方程式が、「場」の「物理量」の存在を定義、すなわち記述することになるってのが、物理の立場でのゲージ理論です。わかりやすい表現をするとろくろ上の土器とろくろの関係です、え?よけい意味わかんねえ、ごもっとも。数学だとなんでもありで、想定される場のトポロジーは自由ですが、人間、現実は小説より奇なりで、大半のゲージ理論は現実世界を反映した物理上のトポロジーを扱っていて、数学はあとおいです。

ファインマンの経路積分とシュレンディンガー方程式が一致するのもゲージ場で記述すれば同じことをやっているのは、自明です。

ここでA→Bをストリングと定義することにより、矢印の時間を保証する、つまり、離れた場所での同時性を保証するトポロジーを定義できるようになるのです。(スーパー)ストリングセオリーのポイントは1点ではない2点での同時性を定義することで、そう言うトポロジーにおけるゲージ不変性をもつ物理量がM理論のゲージ不変性量として自己定義できる、ああやっぱり自己同定、自己言及の世界のようです。

と、一気にしゃべってしまいましたが、実はこの中では、相対論における光速度はすでに、つまりアインシュタインの(特殊)原理はとっくに意味を失っているのです。一般相対性理論においてさえ、時間をひもと言う同時性で記述した瞬間、光が曲がるのは、ひものトポロジーの問題であって空間と言う場に一意に依存しないと言うのも自明です。そしてこの中で光速は単に他の物理量に依存する物理量であり、時間が遅れたり、長さがちじんだりすることはなく、これは単に記述上のことで、いま見ている現実と同じ世界がミクロでも保証されていると、トポロジー理論、ゲージ理論は言明しています。

と、これまた一気に書きましたが、つまりゲージ理論で言いたかったことはこう言うことです。ではこれがwikiのストックとどう絡むのか、うーん、次回までに思い出します。 KAI