牛肉とアスパラガスのピリ辛いため
ウー・ウェンのおいしいよ!うちのご飯の、p.53です。
ウェンさんの料理には恐ろしいくらい一貫性があります。こうして今日のユーイチ君の料理を待ちながら、昨夜の料理のレシピをながめると前回の牛肉のカラカラ炒めとコンセプトがすべて同じであることが面白いように見えます。この見える感覚が、快感です。
前回、
今回の料理のポイントはいっぱいあります。にんにくの茎を包丁で叩き潰すこと、ドウチをみじん切りにすること、そして牛肉です。
と、このにんにくの茎を包丁でたたくのをポイントにしました。今回、やっぱりアスパラガスを包丁でたたきます。すごい。
アスパラガスは根元のかたい部分をむき、包丁の腹で軽くたたくつぶした後、3等分に切る。
この結果、
たたくことで味がよくしみ、火の通りも早くなります
こうなると言うのです。
にんにくの茎にしろ、素材になんか味が通っていない料理にいやと言うほど出会ってきました。これが、たった包丁の腹でたたくだけで、素材の持つエネルギーに強烈な炒め味が加わって、シンプルかつ複雑な量子味が再現されます。摩訶不思議とはこのことです。 KAI
コメント