プロバイダ事情

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このBlogのドメインはopen.jpですが、その元のopen.co.jpを私たちが取得したのが丁度10年前の1995年です。親プロバイダは当時設立されたばかりの東京インターネットでした。割り当てられたIPアドレスは、当時の余裕な状況を反映して当然クラスCでした。プロバイダとの間は128Kの専用線で繋ぎました。

それから私たちのプロバイダ放浪記が始まります。

まもなくして東京インターネットは、PSINetに売却されます。1998年です。私たちのドメインはそのままPSINetに引き継がれ、専用線の接続は、今度はPSINetとの間で引き直しですが、相変わらず128Kのままです。

次に、破産した米国のPSINetに見放された日本法人はケーブルアンドワイヤレス(C&W)に買収されC&WIDCとなります。2001年の暮れでした。サービス設備はそのままでしたので、私たちには特に影響はありませんでした。128Kの専用線も相変わらずです。そろそろアクセスも増えてきているので光回線に変更したかったのですが、クラスCを維持するには専用線じゃないとダメ、と言う担当者のキツイお言葉で断念しました。

なんだか3.5年周期の法則があるようなと思っていた矢先の2005年、つまり今年になって、C&WIDCを日本テレコムが買収してしまいました。やっとチャンスが訪れました。光回線への切替です。

さっそく時期を見計らって日本テレコムの担当者に電話しました。あのー、光回線に変更したいんですけど。いいですよ、早速見積を作ります。で出てきたのが/27。クラスDへ格下げです。これじゃあ困るんです。いろいろNATも変更しなきゃあだめですし、と泣きついたら、/24に戻してくれました。と言うことで、本日20日から光回線で繋がっています。

ここんところこのBlogのおかげ(?)でアクセス数が急増していて繋がりにくい状況が度々ありました。これでやっと外からも内からも快適に繋がります。

しかし2008年、何かが起こる(はず)。 KAI