ここが書評Blogではないことは先にご承知と思いますが、連続して書籍ネタです。
小室直樹の「数学を使わない数学の講義」(ワック出版)が最高です。
小室氏について言えば、氏の「論理の方法―社会科学のためのモデル」を二日間で読み通して、彼の頭の構造に強い共鳴現象を覚えましたが、今回も久し振りにバイブレイションです。
先ほど書店の店頭で入手したところでまだP.60現在にもかかわらず、何に感動したかと言えば「女の穴」と「唐獅子牡丹に泣く女」です。(恐らくこの原著書が四半世紀前とのことで、結果的に当時の話題が元ネタになっているのが原因だと思いますが、今この原稿では編集人からOKが出るとは思えません)
数学と女の穴、数学と唐獅子牡丹に泣く女の関係性とは、きわめてスリリングなテーマです。
これこそソフトウェアの真髄であり、理論問題におけるバカの壁の逆説問題です。これも落ち着いたら必ず取り上げないといけないテーマです。 KAI
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