自己組織化するアプリケーション(第2部)(6)

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ひとつ大きな前提条件を、このBlogをスタートさせて以来、書いていませんでした。

私たちは開発したERPパッケージをASPサービスすることを仕事にしていて、まったく受託開発などは前提にしていません。

このBlogも、私たちが開発した製品をどうすれば恒久的な生命力を持った製品に進化させるか、実はこの一点が、本Blogのテーマであります。今続けている自己組織化アプリケーションのテーマも私たちがどう言ういう方向へ行けばいいか、私自身への問いかけであるわけです。

ITについて私は大前提を、30年前の新入社員の時に学びました。

「人間は間違える動物である」

ハードウェアは必ず壊れるし、ソフトウェアは必ずバグがあると言うことです。人々はマイクロソフトを非難しますが、マックの爆弾マークは非難しません。これはバグの数と製品への信頼感が無関係であることの証拠です。つまり、すべて、バグがあります。

こう言う人間である技術者が作るソフトウェアと、ユーザーである人間がどうすれば共生関係を構築できるのか、敵対関係ではなく共生関係を構築できるのか、私の大きな夢でもあります。

閑話求題。 KAI