シンクロニシティ・セレンディピティ・脳と創造性(2)

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脳と創造性」を読了しました。ミラーシステムであるとか偶有性とか、もやもやと今考えている自己組織化アプリケーション問題に解を与える、大きなヒントになりました。

時間軸のパラメタでいけば、全く同時刻に何万と言う量子状態が存在していて、その量子状態自体が人間と言う存在の「実体」です。

その量子状態の中で言語化と言う量子化を行うと同時に、その反応であるフィードバックと言う外部刺激をあわせた自己システム内部の量子状態の中で更に量子化を行うと言う、量子化の連鎖である自己組織化の中に人間は生きています。

夢、寝言、感情、意識、すべてが量子状態の量子化の一形態です。

脳は、この量子状態を保持し動的に記憶するメカニズムと量子化と言うインスタンス化する機能を併せ持った臓器です。あわせて意味と言う価値観自体が量子化されることにより、量子化と言う連鎖自体の発散を防ぎます。

シンクロニシティ、セレンディピティとは、この意味と言う価値観の量子化を説明する概念だと考えています。クオリアについても、クオリア南麻布と言う看板には驚かされましたが、量子状態が意味の量子化と言う2回量子化前の1回量子化状態であると言うのは説明するまでもありません。 KAI