日経BPのITプロに「ケータイのトップ画面はWebブラウザになる」、オペラ副社長という記事があるのをCNETの渡辺聡さんがBlog携帯端末のオープン化を仕掛けるOperaのビジョンで紹介しています。
Operaがどこまでやれるかは不確かですが、これに対して渡辺さんのコメントです。
高解像度の端末ディスプレイとOperaブラウザが広まると携帯でのネット利用がPC型に近づく。まず変わるのが広告媒体としての位置づけだが、認証や決済までがPC側のインフラと繋がるようになると、携帯専門にサービス提供をしているベンダーは微妙な立場に立たされる。オープン化を引き起こすとなると業界のプレイヤーが一変してしまう可能性が出てくる。たかがブラウザと侮ってはいられない
渡辺さんも指摘されている通り、たかがじゃありません。こういった情報こそ、10年、20年先のインフラに決定的な影響を与えるのです。
アクセスとか携帯用ブラウザメーカー対Opera。
いえいえ違います。こんなうまい話、MSが黙っているわけがありません。
恐らくMSは、今年の11月を目処に、携帯用IEを発表するはずです。携帯用IEはあらゆる携帯端末でそのままパソコン用ホームページが見れるようになる。なぜなら今の携帯のハードウェアの能力はMSが目指しているパソコンの能力に限りなく近づいていて、一方、ハードウェアのメーカーも開発競争の激化で、OSも含めてオープン化に向かわざるを得ない状況に追い込まれているからです。
これが来年になれば雌雄を決する状況になってしまいますので、MSにとって今年が参入のリミットだと見ています。 KAI
コメント