久しぶりの長距離ドライブに備えて、6年前購入したカーナビの地図ソフトを最新のものに入れ替えようと考えたのであります。

さっそく、カーナビを取り付けてくれた販売店に連絡して、依頼したところ、なんと販売終了とのことであります。

仕方がないのでカーナビ本体を買い替えすることにして、再度販売店に依頼したところ、これも生産終了とのことであります。

長年にわたり「使いやすくて高性能」と評価されてきたパナソニックのポータブルナビ「ゴリラ」シリーズ。
しかし、いつの間にか店頭や公式サイトからその姿が消え、多くの人が「生産終了したの?」と疑問を抱いています。

本記事では、ゴリラ生産終了の理由をメーカーの戦略や市場動向から徹底解説し、今選ぶべき「新型ナビ・類似製品」も紹介していきます。「次の1台」を迷っている方にこそ読んでいただきたい内容です!
パナソニックのゴリラが生産終了はなぜ?新型や類似品を紹介!、2025年4月7日

生産終了の主たる理由が、スマホナビの台頭であるとのことであります。
■ナビ専用機の利用率は減少の一途

総務省の「通信利用動向調査(2023年版)」によれば、スマートフォンの保有率は20代~50代で95%以上。これにより、無料のナビアプリを使うユーザーが増加し、カーナビ専用機の出番が大きく減少しました。
パナソニックのゴリラが生産終了はなぜ?新型や類似品を紹介!、2025年4月7日

なぜスマフォが今使っているポータブルカーナビの代替製品となるのか、KAIはまったくもって理解できないのであります。

もちろん、KAIはスマフォ自体持ってはいないものの、スマフォ誕生から高く評価していたのであります。

やっと発売。

この熱気は、あの13年前世界中でカウントダウンで発売されたWindows95に引けを取らない。

昨日のエントリーコンピューティングの大潮流と間違いなくシンクロニシティ。

これはフォンではなくコンピューターであることに、いいかげん気づいて欲しい。

パソコンが何の役にたつかといわれながら世界中を席巻したあと、いまやっとパソコンの後継者が現れた。それはアイフォン。みなフォンを買い求めているのではないことに、いいかげん気づいて欲しい。もちろんスマートフォンでも、まったくありません。

いま表参道に並んだ人たちが求めているのは、間違いなく「モバイルコンピュータ」です。

そうむかし、行列を作って買い求めたパソコンとWindows95と寸分たがわず同じです。

行列を作っている人々は、誰もフォンを買うために並んではいません。みなコンピュータを買うために並んでいるのです。まったく新しいコンピュータ、モバイルコンピュータ。

ザ・モバイル、人々が求めているのは「モバイル」なのです。

これが理解できない業界関係者は、この記事を読むべし。 KAI
iPhone3G考(2)、投稿日:2008年7月11日

しかしながら、スマフォのカーナビは、専用機に比べて著しく操作性、視認性が劣るのであります。

確かに、スマフォであれば地図ソフトが無償で自動更新されるのでありますが、カーナビは運転中の視認性がもっとも重要であるのであって、高速運転中にあの小さな画面でどうやって進行方向を確認できるのか、KAIはまったくもって理解できないのであります。

残念ながら、世の中の流れは、KAIの考える方向とはまるで逆なのであります。

電子決済を始めとした、ありとあらゆる機能がスマフォに集約されようとしているのであります。

しかし、よく考えればこれは、あなたの社会生活そのものがスマフォにロックインされているということなのであります。

ひとたびスマフォを失えば、なにもできなくなる、そういった性格のハードウェアであるのであります。

はたして、これでいいのでありましょうか。

閑話休題。

KAIのカーナビは、当面、古い地図ソフトのまま使い続けるしか選択肢はないと言うことなのであります。  KAI

今回は日本ってシステムが、なんて素晴らしいってことであります。

始まりは、3月15日土曜、片道860キロの同窓会へ出発したのであります。

翌日その帰り、東京駅から新幹線に乗車したのであります。

なんとKAIは、30年ぶりに新幹線乗車であったのでありますが、今回は相席が中国人のグループの一人で、しかもマスク無しで咳を繰り返すのであります。

京都駅までの2時間、これが気になって、ひたすら早く降りることを考えていたのであります。

そして京都駅に降りて、乗り換えホームで、晩御飯用の柿の葉寿司の弁当を買ってこれをバッグに入れようとした瞬間、なんと洗濯物を入れた肩掛けバッグを、新幹線の網棚に置き忘れたことに気付いたのであります。

万事休す。

あきらめて家に帰ったのが、午後5時。

ここから奇跡が始まるのであります。

さっそくネットで、忘れ物を登録。

すると登録したメールアドレスに、午後10時ごろ、新幹線忘れ物センターからメールが届くのであります。

該当する忘れ物と思われるものがありましたので、明日電話します、と言う内容。

翌日、10時頃、登録した携帯電話に着信が。

ネットで書き込んだ忘れ物の内容と乗車した新幹線の詳細を、口頭で確認した上、着払いで送ってくれると言う。

そして翌日火曜日、宅配便で届いたのであります。

まったくもって信じられないのであります。

なんて日本ってシステムは、素晴らしいんだ、と思うのであります。

もちろん30年前からこれが実現していたことは、明らかなのであります。

しかし、インターフェイスが、まるで様変わりしたのであります。

すべて、ネットで解決するのであります。

人に依存したものからほとんどが自動化され、完璧なまでに省力化されてはいるものの、これは決してAIには置き換えられない種類の「システム」なのであります。

終着駅で忘れ物を回収、忘れ物の中身を調べ登録、該当者との電話対応(これは一見AIに置き換えれそうに思うのでありますが)、着払いで送付、となるのでありますが、大半は、オペレーションを伴う操作なのであります。

もちろん、忘れ物の回収に人間の判断に替わってAIがすることがあっても、車内からの回収と言うオペレーションはロボットはもちろん、AIには出る幕がないのであります。

実は個人的問題をネタに、今巷の話題の生成AIについて、考えてみたいと思うのであります。

ちなみに、先ほどのオペレーションの代表は、ハードウェアのメンテナンス問題であります。

ハードウエアのメンテナンスには、すでに多くの分野でAIの技術が導入されていると思うのでありますが、これはすべて現場作業の補助的機能に留まるのでありまして、AIが技術者に替わることは不可能なのであります。

これらの考察から考えられるのは、オペレーションを代替するAIとは、ロボットであります。

言い換えれば、生成AIを搭載するロボットが実現しない限り、オペレーションを伴うシステムは、到底AIに置き換えることはできない、とKAIは考えるのであります。 KAI

今回はKAIの使っているDynabookのトラブルの顛末記なのであります。

始まりは2週間余り前の出来事であります。

突然液晶画面の左上隅に黒ずみが現れたのであります。気になったのでネットで調べたところ、再起動で治る場合があるとのこと。

さっそく再起動したのでありますが、治るどころか、画面に無数の横筋が現れ、まったく画面の内容がわからなくなってしまったのであります。

しかたがないので販売店に、5年の保証書と一緒に持ち込んだのであります。丁度この販売店でPCを買って、4年と少し経っていたので、当然無償修理と思っていたのであります。

ところが1週間たって販売店から電話があり、今回は有償修理になるとのことであります。理由はPCの二か所に落下による傷があるとのことであります。

はて、面妖なことであります。

KAIは、終日ソファーに座って、テレビを見ながらアーム式のパソコン台に乗っているPCを使っているのでありまして、一度も持ち運んだことがないのであります。

なぜ、落下かと。

そこで、はたと思い出したのであります。

夜酔ってパソコンを使っているとき、パソコンの位置を直そうとして右手で押したところ、強く押しすぎてパソコン台から滑り落ちてしまったことを。

仕方がないとあきらめたパソコンが、昨日戻ってきたのであります。

それまで、修理に出した翌日買ったWindows11のDynabookを使っていたのでありますが、購入してすべてセットアップは順調だったのであります。

ところが一つだけ問題を残していたのであります。

それまで使っていたキャノンのLBPがまったくつながらなくなってしまったのであります。

これを解決してくれたのが、出張サポートをしている日本PCサービスの優秀なエンジニアだったのであります。

LBPがつながらなくなった原因は、無線LAN用に導入したバッファローのルーターのパネル後ろにあるボタンの設定であったのであります。

デフォルトの設定がAUTOであったのでありますが、今回これをMANUALにして、更に接続モードをAP(アクセスポイント)にする必要があったのであります。

理由は、光回線につながっているソフトバンクのモデムにはルーター機能があり、今回バッファローのルーターがAUTOで接続モードがAPからルーターに切り替わったために、ルーターの下にルーターがあると言う、いわゆるカスケード接続状態になったためであります。

なんとも出張サポートでなければ、まったくもって解決できないトラブルであったのであります。

更に戻ってきたDynabookにも、キャノンのLBPのドライバーをインストールして、すべてのトラブルが解消したのであります。めでたし、めでたし。 KAI

非常に個人的な問題について

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それは「指の健康」についてであります。

発端は、2020年秋であります。

突然左手の、中指、親指、右手の、中指、人差し指、親指の5本の指の爪の両端が黒ずみ始め、たちまち爪全体が黒くなってしまったのであります。

すぐに原因に思い当たることがあったのであります。

2020年春、コロナのパンデミックに始まる手のアルコール消毒であります。

最初はアルコールをつけ、手のひらをすり合わせるだけであったのでありますが、夏ごろにテレビで盛んに「手指」消毒しましょう、と言うようになり、それを聞いたKAIは、両手の指までアルコールをこすりつけるようになったのであります。

そうです、アルコールによって爪にいる常在菌が死滅した結果、悪玉菌が爪の中に侵入し、爪一面が黒くなってしまったのであります。

黒ずみは1年ほどして消えたのでありますが、残った爪は破壊され縦方向に縮み、爪の周りの皮膚が引っ張られ、引きつると言うとんでもない事態となったのであります。

以来、アルコール消毒は一切行わず、外出時は毎回洗濯した軍手をするようになったのであります。

コロナのワクチン接種時も、職員からこの手袋を外すよう言われるのでありますが、毎回無視し続けたのであります。

そして、今、4年間なんの変化もなかったものに、大きな回復の兆候が表れたのであります。

爪の根元にある白い部分、爪半月(そうはんげつ)と言われるものが大きく成長し、きれいな爪になって壊れた爪を押し上げ始めたのであります。

なぜ4年もかかったのか、これにも訳があると考えているのであります。

それはもう一つの「指の健康」であります。

KAIは、冬になると指のあかぎれに悩まされていたのであります。痛みを抑えるために布バンソコを巻いていたのであります。

ところがこの冬、いまのところまったくもってあかぎれと無縁になったのであります。

この原因も明らかなのであります。秋口から風呂上りに指を含めて手全体にニベアを塗るようにしたのであります。ただ風呂上りすぐではべとつくために、1時間後くらいに塗り、ニトリル手袋を朝までしているのであります。

今から思えば、なぜもっと早くにクリームを塗らなかったのか不思議ではありますが、クリームを塗った後、水仕事をすることを考えると、バンソコがいいと考えていたのであります。

今回はクリームを塗った後、ニトリル手袋をすればいいんだと、ふと思いついた次第であったのであります。

なんとも簡単なことではありますが、思い込みとはかように恐ろしいものなのであります。 KAI

堀田量子の世界が、やっとわかった(つもりな)のであります。

それは、堀田量子の本質が、時間軸に依存したシュレディンガー方程式を、量子もつれと言う同時性から解放するための理論であったと言うことであります。

すなわち、量子もつれとは、3次元空間に依存しない物理現象であります。これが実験的に実証され、ノーベル物理学賞を受賞したのであります。

つまり、いかなる3次元空間上に離れて存在する二つの粒子の物理現象が、同時的に互いに相関すると言うものなのであります。

これを説明するためには、時間軸に依存したシュレディンガー方程式を、同時性から解放する必要があり、それが堀田量子であったのであります。

これからご説明することを、簡単に申し上げますならば、堀田量子は、時間を情報(確率)に置き換えることで、同時性と言う時間軸の問題を隠蔽することに成功したと言えるのであります。

これがいかなる方法で行われたのか、さすがにKAIもこれまで理解があいまいであったのでありますが、ここで以下のページを読むことで、すべてが氷解したのであります。

公理1:量子状態は密度行列で表現される。
公理2:物理量はエルミート行列に対応する。
公理3:エルミート行列の固有値が、実験で観測される物理量の値である。
公理4:観測される物理量の値の確率はボルン則に従う。
公理5:密度行列の時間発展はシュレディンガー方程式で記述される。

この量子力学の公理をこれまでの実験データが満たしていることから「電子は量子系」と普通に言われているのです。高エネルギー領域でこの公理が成り立たない理論があっても、少なくとも現在のエネルギー領域では電子を「量子系」と呼ぶことに抵抗はないと思います。
Θ理論は、「堀田量子」第3章の反例ではない、2024年12月23日 05:19

この公理を理解するためには、公理5から公理1へと、逆にたどればいいのであります。

すなわち、量子力学においてはシュレディンガー方程式が基本となる方程式であり,その解である波動関数は確率密度(密度行列)で記述できる(公理5)。

確率密度とは、粒子の存在確率であり、これをボルンの確率解釈(ボルン則)と言う(公理4)。

確率密度は規格化することができ、これをエルミート行列と言い、この行列の固有値が観測される物理量の値となる(公理2、3)。

よって、量子状態と言う物理現象は、確率密度で記述できる(公理1)。

なるほどであります。

大晦日にスッキリしたところで、みなさん良い年をお迎えください。 KAI

KAIが使っているパソコンはDynabookなのでありますが、これで秀丸メールを使用してメールの送受信をしているのであります。

これに10年分の受信メールが保存されているのでありますが、万一パソコンが壊れた時のために、バックアップを取ることにしたのであります。

最初、2テラバイトのUSBメモリーを購入して、これに秀丸メールのデータフォルダ丸ごとコピーしたのであります。

なんと数時間かかってやっと完了したのであります。

これではまったく使い物になりません。

そこでネットを検索して見つけたのが、20年以上前からお世話になっているライフボート社の、LB イメージバックアップ12 Pro。

さっそくインストールして、同じ秀丸のデータフォルダをバックアップしたのであります。

なんと数分で終了。

今度のバックアップ先は、USBメモリーではなくLAN接続している別のノートパソコンにしたのであります。

週3回スケジュールバックアップするときだけスリープを解除してやればいいだけで、ほとんど手間暇かからずらくちんなのであります。

なぜこんなことが可能になったのか。

それはファイルバックアップのような論理バックアップではなく、イメージバックアップとは物理バックアップだからであります。

詳細な仕組みは省くとしまして、その威力は、数時間が数分になると言う凄まじいものなのであります。

さて、これからやらなければならないのは、パソコンが壊れた時に備えて、イメージバックアップの復旧の予行演習であります。

実際には新しくパソコンを買うのでありますが、予行演習は中古のパソコンを購入してそこにLB イメージバックアップ12 Proをインストールして行う予定なのであります。

うまく復旧できましたなら、ここで報告したいと思うのであります。 KAI

とある事情で暇でなかったので、予想する時間がなかったのであります。

しかしながら、先月の以下のエントリーに書きました通り、大方の予想通りの自民の大敗と相成ったのであります。

さて(暇なので)自民党総裁選の予想でもしますか(6)、投稿日:2024年9月28日

ところがであります。KAIにとって想定外の、受け皿になるはずの維新の一人負けであったのであります。

しかも、自民の減らした議席がそのまま立憲にいくなど、まったくもって想定外であったのであります。

この二つの想定外の原因は、多くの方々が指摘している通りであり、マスメディアによる偏向報道とテレビしか見ない有権者によるものであったのであります。

維新の一人負けの原因の一つは、確かにこの原因があるのでありますが、一方で日本維新の会そのものに問題の本質があるのであります。

それは、大阪維新の会の精神を忘れてしまった馬場体制そのものであり、未だ国政政党として自律できてはいないのであります。

つまり、代表選を行い、馬場代表に替わる自律の精神を持った若手の代表を選ぶしかないのであります。

馬場氏が代表に留まり続ける限り、維新の支持率は落ち続けることに、維新は気づくべきなのであります。 KAI

結果は、まったくもって予想外の石破総裁誕生と相成ったのであります。

これを嘆く人々の中にあって、KAIはチャンス到来と思うのであります。

もし高市さんが総裁になっていたならば、現状の流れはそう変わることなく、以下に述べる日本維新の会などにとって逆転する目は、なかったのであります。

しかしながらここにきての自民党石破政権の誕生であります。

この後に何が起こるか、わかる人にはわかる、容易に想像がつくのであります・

(正統性でなかった岸田さんが、やはり選んだのが石破さんだったと言うのも、「正統性」思想の証明であります)

次期衆議院選挙に、正統性を持たない石破首相で臨む自民党は、大敗するのであります。

ただ以前に自民党が野党に転落した時とは、今回は大いに違うのであります。

つまり、自民党支持者や無党派層は、過去民主党に投票した投票行動をとらないと、KAIは考えるのであります。

つまり立憲には投票しないと言うことでありますが、その理由は言うまでもないのであります。

では彼らは、どこに投票するかと言えば、日本維新、国民民主であるのであります。

その結果は、日本維新が野党第一党、国民民主が野党第二党に躍り出ると予想するのであります。

これはKAIが考える、今現在の理想的な政治の在り方なのであります。これに近づくことができる可能性を示したのが、唯一石破総理の功績と言えるのではないかと、KAIは考えるのであります。 KAI

前回の総裁選の結果がこちらであります。

さて(暇なので)自民党総裁選の予想でもしますか(4)

残念ながら結果は、予想が見事外れたことになったのであります。

>岸田政権は、短命となる。

しかしながらこちらの予想は、外れなかったのであります。

その原因は、世間では自民党の裏金問題と言われるのでありますが、KAIの見方はまったく違うのであります。

裏金問題は、口実であります。

本当の退陣の理由は、岸田さんの「疲労」であり「限界」であります。本当に岸田さんは疲れたのであります。

「正統性」と言う流れの中でいるならば、まったく力を使うことなく流れに任せればいいのでありますが、「正統性」がなければ常に緊張の中にあって、休まることのない日々が続くのであります。

その結果の退陣であったのであります。

さて、総裁選であります。

これ以降の記述は、KAIの予想が絶望的結果にならんことを願うばかりであります。

つまり、高市早苗が総裁選に勝利しなければ、日本と言う国家は、再びデフレでありリセッションの悪夢をみることになるのであります。

と言うことで、総裁選であります。

結論を言えばこの二人の決選投票になるのは、まず間違いないのであります。

■高市早苗
■小泉進次郎

総裁選の論点は、経済政策、防衛外交政策のこの二つで間違いないことは明らかなのでありますが、しかしながらこれが、地方票、議員票に正しくつながっていないことが、大きな問題なのであります。

この二つの論点の二人の理解度で言えば、以下の通りであるのであります。

■経済政策 高市早苗>>小泉進次郎

■防衛外交政策 高市早苗>>小泉進次郎

このことが議員票、地方票にいかに影響しているかなのであります。

そして、ここで唯一の希望は地方票なのであります。高市早苗がどれだけ地方票に浸透しているかでありますが、残念ながら前回の総裁選では3位に甘んじたのであります。

ここにきて高市早苗の靖国参拝発言が、大きく地方票に影響を与えていると、KAIは考えるのであります。

それは、自民党員にとって靖国参拝問題は、喉に刺さった小骨であります。

それを明言する高市を支持する自民党員は、間違いなく多くいると思うのであります。

この地方票が決選投票における、雌雄を決する票となると考えるのであります。

はてさていかなることになりますやら。 KAI

そしてコロナの次は炭素問題(2)、投稿日:2023年3月31日

これは丁度1年前のエントリーであります。

そしてここにきて「EVブーム」の終焉となるのでありますが、これを端的に表すのがテスラの株価なのであります。

 電気自動車(EV)メーカー、米テスラの株価は今年に入ってからの極端な下落からここ数日は持ち直しの兆しも見せているが、投資家に持続的な回復を確信させるために必要な明確な展望は開けていない。

 テスラは4月初めに1-3月(第1四半期)の引き渡し台数を発表する予定だが、予想はここ1カ月で急激に引き下げられた。最近のニュースの流れが、テスラ車需要の今後数カ月の低迷を示唆していることはさらに重要だ。

 データトレック・リサーチの共同創業者ニコラス・コラス氏は「納車予測が大幅に下方修正されたことで、テスラに対する投資家の信頼は失墜した」と指摘。「バリュエーションは往々にして、その企業の最も弱い部分に連動する。テスラの場合、それは自動車事業だ」と述べた。
テスラ株投資家の熱狂、戻るのか-最大の暗雲はEV需要の鈍化、2024年3月29日 20:56 JST

こうした状況の中で気になりますのが、日本のメーカーの動向なのであります。
 一方で、日本ではホンダの三部敏宏社長が「脱エンジン」を宣言し、2040年までに新車をEVとFCV(燃料電池車)に100%切り替える方針を打ち出したものの、「敵は脱炭素であり、エンジン車ではない」(豊田章男トヨタ会長)とするトヨタの「マルチパスウェイ(全方位)」戦略を筆頭として「EV普及に後ろ向きだ」との批判を浴びてきたのも事実だ。
「アップルカー開発断念」はEVブーム終焉のサイン?トヨタら日本勢はチャンスを活かせ、佃 義夫:佃モビリティ総研代表、2024.3.8 7:00
ここで重要となりますのが豊田章男トヨタ会長のこの発言であります。

「敵は脱炭素であり、エンジン車ではない」

まさに脱炭素こそ問題なのであります。

何が問題なのかと言えば、国連をはじめとした脱炭素を「ビジネス」とする勢力が世界中にいるからであります。

(そもそも地球温暖化と二酸化炭素との関係は「因果関係」ではなく「相関関係」なのであります。)

そうした中で欧米はEVシフトを、日本車たたきの道具にしてきたのであります。

これに対して皮肉なことに、二酸化炭素排出量の削減で欧米に比べて日本は群を抜いているのであります。

 日本は諸外国に比べて、CO2排出削減が進んでいるというデータもある。日本自動車工業会の資料では、2001年を100としたときの保有全体のCO2排出量が、アメリカ9%増、ドイツ3%増、フランス1%減、イギリス9%減と並ぶなか、日本は23%減となっている。
EVブーム終焉? 米で販売急失速…充電や消費電力の課題どう解決? 「日本は出遅れたと言われるが、10年後には評価されているのでは」、3/29(金) 19:46
まさにこうした状況の中での「EVブーム」の終焉なのであります。

今後なんらかの事情で石油価格が長期的高騰とならない限り、再びEVに回帰することはあり得ないし、トヨタの「マルチパスウェイ(全方位)」戦略こそ世界の潮流となると、KAIは考えるのであります。 KAI